歯科全般

歯周病菌が認知症の原因に!!!

日本人の成人8割がかかるとされる「歯周病」。

怖いのは、歯を失う原因になるだけでなく、糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、誤嚥性肺炎、早産、低体重児出産など、様々な病気の発症と深く関わっていることです。

そして、歯周病菌が認知症の7割を占めるアルツハイマー病の原因菌の1つと考えられています。

アルツハイマー病は「Aβ(アミロイドベータ)」などの異常タンパク質が長年、少しずつ脳に蓄積することで発症し、症状が進行するとされています。そして歯周病の原因菌やその毒素が歯茎の血管から体内に入ることで、このAβが体内で作られ脳に蓄積することで記憶障害が起こる事が分かりました。

認知症の治療法は未だに確立されていません。

歯周病を予防する一番の効果的な方法は、「歯磨き」です。

しかし、どうしても自分では磨きにくいところ、磨ききれないところが残ります。

長い間同じ場所に残ったプラークは、歯石になり歯周病のリスク要因です。

正しい歯磨きと定期検診で認知症の予防効果が期待できます。

2025年には、65歳以上の1/5人が認知症を発症し、年々増加傾向と予測されています。

今からでも遅くありません!

正しい歯磨きと定期検診で認知症の予防を一緒にしていきましょう!

詳しいことは、ご相談くださいね!

菅野