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歯周病は糖尿病の合併症?

糖尿病は、血糖値を下げる働きをするインスリンというホルモンの分泌が少なくなったり、作用が低下したりすることで血糖値が高くなる病気です。

糖尿病には1型と2型があり、特に2型糖尿病は生活習慣が原因でかかり、近年増加の一途をたどっています。日本人の5〜6人に1人が糖尿病か、予備群と言われています。

【糖尿病と歯周病の関係】

歯周病は糖尿病の第6番目の合併症と言われています。

歯周病は、歯肉や歯槽骨など歯を支える歯周組織が、細菌による炎症で破壊されて歯を失っていく病気です。日本人の約80%がかかっているとされています。歯周病になった歯周ポケットの中は見えませんが、歯磨きで出血する時、炎症の大きさは手のひらサイズになっています。

出血や膿が治療なしで放置され、歯周病菌が血液を介して体に流れ込んでいくと聞くと深刻さがイメージできると思います。

歯周病は糖尿病だけでなく、多くの疾病を引き起こす怖い病気です。

糖尿病も歯周病も、初期は自覚症状がないため、放置してしまうことで進行します。

どちらの病院も早期発見の為、定期検診をしていく事が大切です。

歯周病に関しては、ぜひ定期検診にお越しください。